ひと粒の種


 農で感動するのは、
 ちいさな小さな種に、
 果てしない宇宙が、
 神秘の世界の入り口が
 見えてくることである。
 何も考えずに、
 ただ受け入れればいい。
 次から、次へと
 勝手に、道ができてくる。
 ただ、歩けばいい。

 ちょっと、立ち止まってみる。
 そうだ、そこに
 何かしら、
 自分らしきものがいる。

 ひと粒の種。

 かけがえのない、
 何かを、教えてくれる。
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